2014年7月10日木曜日

自分の人生の主役になる


7月1日、弊社の4周年を迎えた日、4月に入社した新入社員3人も無事本採用となりました。
そしてこのタイミングで、一人一人に名刺が提供されました。
社会人として初めての名刺に、それぞれ感慨深い思いがあったようです。
確かに私も社会人になって名刺を初めてもらった時、一人前になったんだなという気持ちで嬉しかったことを思い出します。

私が社会人3年目くらいの頃、当時の上司にこんな話をしてもらったことがあります。
名刺の社名のロゴの部分を切ってなくしたとしても、自分の名前で信頼してもらえる人にならねばならない、と。
当時は、その会社の一員として恥じないように働くことの価値を感じていたし、若い担当者が信頼してもらうためには会社の名前が必要だとも思っていたので、あまりぴんとこないところもありました。
確かに若い時はついていくのに必死ですから、そう思っても当然だったと思います。
でも今となっては、その言葉の意味に深く頷くことができます。

会社の名前だけではなく、何かしらの権威に依存しないということは、人が生きていく上でとても大切なことだと思います。

それは何でも自力でやる、ということではなく、自分が主役として生きるということです。
もし自分がこの会社の人間でなければ仕事ができないとしたら、そんなに悲しいことはありません。
逆に他の人ではない自分がいるからこそ、この成果を生み出せたのだと思うと、自分がそこに価値を生み出せている喜びでいっぱいになると思います。

ただ間違えたくないのは、それは自己責任ということとは違うということです。
昨今のニュースを見ていても、自己責任という名のもとに、他者を批判し、逆に当人が責任を一人で背負いこみ、結局みんなが窮屈になって生きにくくなっていること、今の時代にはよくあると思います。

でも自分を律して、自分で考えて動くということはそういうことではなく、自分が主役となって知恵を振り絞り、他者に手を差し伸べ、時に手を貸してもらい、目の前の問題を解決していくことだと思います。

そしてそのプロセスを楽しみ、人生を楽しむということ、それこそが、自分の人生を生きることに他なりません。

それはどんな会社にいても、どんな社会にいても、自分の意思と仲間さえいれば、達成できることなのです。

「仕事は人についてくる」、といつも思います。
どんな些細なことであれ、真剣に目の前のことを、一つ一つ頑張ってクリアしていくことで、いつの間にか自分自身が成長し、仲間が増え、また次の何かをより高いレベルで遂行することができる。
新人たちも、自分が主役となりながら仲間と一緒に、「日々の一生懸命」を楽しんでいられる社会人であってほしいと、心から願っています。


2014年7月3日木曜日

心の存在に気づく


皆さんは最近「イライラ」すること、ありますか?

私は、「あまりありません」と言いたいところですが、残念なことに現在「よくあります」!

でも最近の「イライラ」は昔と比べて、時間が短くなりました。
それは、
○イライラしても意味がない。
○イライラして一番損をするのは自分。
○イライラすると周りにも悪影響。
ということがわかってきたからだと思います。

とはいえ、「イライラ」すること自体がとても嫌なので、どうにかこの「イライラ」をなくせないかと考える日々です。

先日、子供教育に関するセミナーに行く機会があり、そこで「感情のコントロール」について話を聞きました。

そのセミナーでは、
○適切な叱り方ができるようになるためには、叱る大人自身が、自分の感情をコントロールできることが大切である。
○ここで言う感情のコントロールとは、「イライラする」「嫌だ」「頭にくる」という感情を持つな!ということではなく、その感情は人間であれば当然のこととして受け止めればよい。その感情が湧きあがってきた時に、自分自身で「怒っている」と気づくことが第一歩である。

このようなことが言われていました。

そして、その中で「最近、どんな時にイライラしたか、書き出してみましょう」というワークがありました。
現在の私で言うと(ほとんどが家庭での問題のため家庭のみ記述)、
1、子供がいつまでたっても寝ない。
2、子供が出掛ける時間になっても準備ができていない。また、学校に忘れ物ばかりする。
3、子供同士でけんかする。
4、バタバタしている中、夫はマイペース。
・・・・
ここまで書いただけでも、自分自身で反省するのですが・・・。

ここから「自分がイライラするポイント」を知ることができるな、と気づきました。

1、子供に規則正しい生活を送らせたい、のにできていない。
2、子供に自分自身で時間管理をしてしっかりして自立してほしい、のにできていない。
3、子供に仲良し兄弟でいてもらいたい、のにけんかする。
4、夫にも協力してほしい。理解してもらいたい、のに手伝ってくれない。
つまり私の場合、結局すべてが、自分が「こうありたい」という姿とのギャップから生まれるものだったのです。
これらすべて、自分自身の希望であるだけで、子供や夫にとっては関係のないことです。
関係がない子どもや夫からしたら、私が「イライラ」していることが嫌な気持ちですよね。
書いてみるとイライラしている理由は、「イライラしてもしょうがないこと」「求めすぎていること」だと気がつきます。

では、本質的に解決するにはどうすればいいのでしょうか。
例えば、
1、余裕をもった生活を送れるよう家族全体のスケジュールを調整する。
2、子供が自立できるようにサポートする(そもそも、まだまだ子供なのだから期待しすぎない)。
3、兄弟げんかは仕方がないので、ある程度見守る。
4、夫に相談する。
そもそも求めることを見直す必要がありそうです。
また、以前コラムでとりあげた役割について考えてみる(ライフキャリアレインボー)も参考にできそうです。

今回、私の家庭の問題を大きく取り上げてしまいましたが、どんな「イライラ」でも同じことが言えますよね。
○部下に指示をしているのになかなか伝わらない。そもそも理解する気があるのか?
○満員電車で大きな音で音楽を聴いている人が迷惑だ。
○応援しているスポーツチームが負けてしまった。

自分ではどうにもできないことも生きていればたくさんあると思いますが、自分の心の存在に気が付けば、案外「イライラ」を解消することは難しくなさそうです。

周りも、そして自分自身も、気持ちよく過ごせるようになりたいですね!
私も子供に(いい意味で)期待せず、楽しみながら一緒に成長していきたいと思います。


2014年6月17日火曜日

カロリーと知識の関係


昨年の秋から痛めていた膝を手術で治療しました。
今回の手術は根本的な治療と言うよりも対処療法なので、また膝を痛めることが考えられます。

膝の負担を減らすために、まずは、少し増えてしまった体重を減らす必要があります。
体重を減らすには、1)摂取するカロリーを減らす、2)消費するカロリーを増やす、のどちらか、または両方を行う必要がありますが、膝を痛めている私としては、2)の選択肢を取るのが難しく、まずは摂取カロリーを如何に減らすかが問題となります。

当然ですが、「摂取カロリー」<「消費カロリー」にすれば自ずと体重は減っていきます。
皆さんもご存じだと思いますが、人間には基礎代謝、つまり何もしなくても生きていくだけで消費されるカロリーがあります。
私の年齢と体重、身長から割り出される基礎代謝の消費カロリーは約1600Kcalです。
運動できず、通勤と仕事が大きな消費カロリーの元になる今の私としては、おそらく2000Kcalを下回る摂取カロリーにしないとダイエットは成功しません。
当面、日々の摂取カロリーを気にする毎日です。

さて、カロリーを気にしていたら、最近あることに気付きました。
それは、「カロリー・運動」と「知識・行動」の関係です。

体に摂取されたカロリーは、基礎代謝として生きるための最低限のエネルギーとして消費され、さらに運動を通して健全な肉体(例えば強靭な筋肉)を創り上げる糧として消費されます。 
適度な運動が伴わないと、過剰のカロリーは脂肪として体内に蓄積され、時としては肥満や糖尿病などの、健康を害する原因のひとつになってしまいます。

もしかしたら、我々が外から得る知識にも、似たようなところがあるのかもしれません。
人は生きるために、必要な知識を吸収する必要があります。
それは刻一刻と変化する周囲の状況に、自分を適応するための知識ではないかと思います。
例えば、この4月にあった増税のように社会のルールが変わったときに身に付ける知識であったり、会社に新しいコピー機が導入されたときに使いこなすための知識だったりするかもしれません。
最低限社会生活が送れる知識、おそらくカロリー消費であれば基礎代謝に相当する知識なのでしょう。
しかし、それでは「生きている」だけであって、成長していることにはならないと思います。
成長のために必要な知識を積極的に獲得する必要があるのでしょう。

ただ、摂取カロリーと運動の関係のように、獲得した知識は、それを試したり、行動に反映しない限り、成長の糧にはならないのではないかと思います。
せっかく獲得した知識も、使わずに単に貯めておくだけであれば、単なる物知りで終わってしまい、カロリー過多での不要な脂肪のような存在になってしまうかもしれません。
ちょうど不要な脂肪が健康を害するように、場合によって使わない知識は、その人を単に知識を持った行動の伴わない批評家にしてしまい、成長を阻害する原因になるかもしれません。

「知っていること」と「実行すること」は根本的に違います。
自らの成長のためにも(知識太りしないためにも)、獲得した新しい知識や知見は、いろいろな場面で試し、行動に反映していきたいものです。