2014年1月31日金曜日

オリンピックイヤーに学ぶもの


2014年になりました。
来月にはソチオリンピックが開催されます。
なんといっても注目は男女フィギュアスケート。
私たちの会社でも関わる機会があり、
その動向をいつも楽しみに見ています。

フィギュアスケートというスポーツは、美を競うものではありますが、
実際は非常に強いメンタルが必要な、心の力が問われるスポーツだと感じます。
私たちが社内研修で行っている「ライフスキルトレーニング」でも
多くのスポーツ選手の事例を参考にしながら、
どんな時でも自分の精一杯の力を発揮できるような心の状態を
自分で作るにはどうすればいいか、トレーニングを行っています。
揺らがず、とらわれない「フロー」な状態を作るための「ライフスキル」。
フィギュアスケートの選手達の「ライフスキル」は、
尊敬に値するものがあります。

しかし実はこの時に、周囲の人々との関係性も
その自分の力として還ってきているような気がします。
例えば苦楽を共にしたコーチとの関係、支えてくれる家族との関係、
そして一緒に戦うライバルも含めた仲間との関係。
年末に行われた大会でも、自分ではない選手の応援をする選手の姿
自分が出られなかったのに仲間のオリンピック出場に
感激する選手の姿などが見られました。
人に対する「感謝」や「応援」の気持ちは、実は自分の心の状態にも
プラスに働くと言われています。
一流の選手たちのインタビューを聞くと、もれなく「感謝」の気持ちが
入っていると思いませんか?面白いくらいにもれなく。

今年からフィギュアスケート団体戦が種目に追加されました。
男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスという4種目で
競われます。
そこでもきっと日本人選手の「応援」や「感謝」の気持ちが
いい方向に発揮されることでしょう。

「個」の力を発揮しつつ、集団での力を発揮する。
スポーツにはたくさんのチーム作りのヒントが隠れています。

私たちもそれを刺激に、成果を生み出せる個人そして組織としての
成長を果たせる一年にしたいと思います。